第８回・fuie studio Tokyo 囲碁ゲストマッチを開催しました

１１月２３日(水祝)に第８回・fuie studio Tokyo ゲストマッチを開催しました。

今回のゲストは芝野龍之介二段です。前回の武宮六段と同じく、芝野二段も当店スタッフの牛山がオーナーを務める囲碁ファースト飯田橋にて、以前から指導碁会を開催しています。

結果は芝野二段の白番２２目勝ちとなりました。中盤で激しく戦う中、芝野二段からの厳しい追求により黒が徐々に押される展開になりました。囲碁ゲストマッチは牛山の３勝５敗となりました。

こちらの記事では当日の様子を紹介します。

＊棋譜の手順は以下URLをクリックしてください。（257手まで）

※次の第９回はと１２月６日(火)に当店にて行います。相手は穂坂繭三段です。

1〜5０手目まで

黒は各所で手堅く打つ布石を選びました。こういう展開になると、白はなかなか構想を練りづらいところです。白41から左下を固め、45と下辺の黒20にプレッシャーをかけていきました。黒は46から手をつけ、サバキやすい状況を作りました。

大きそうでまだ確定してない右辺の白地がどうなるのかが、今後のポイントとなりそうです。

碁盤の下半分で戦いが起きた後、黒64と右上を押さえました。対して白65と左辺に回ったため、黒66から右辺に連打して戦いが大きくなります。互いに競り合っていましたが、黒96がやや薄かったようで、白97と厳しく迫られてしまいました。96では一路控えるなど、手厚く打っておく方が優っていたようです。

白１から中央の黒を下辺の厚みに押しつけていきます。中央の黒は左下と分断されたため、なんとか治まらなければいけなくなりました。

結果的に黒50から白をにらみながら右上に逃げ出すことができましたが、しかし白65と黒3子を取られてしまいます。左辺の白地も大きくなっており、陣地の大きさ比べでも白が優勢になりました。

最後は芝野二段がリードを保って勝ちきりました。勝った芝野二段にはfuieのミニ行灯型（KAME）を賞品として渡しました。ぜひご自宅で使ってください。

次回第９回は穂坂繭三段がゲストです。１２月９日(火)１４時から当店にて行います。

ここまで３勝５敗となったため、負け越しを避けるには次に必ず勝たなければなりません。牛山がどのような対策を投じるのかに注目しましょう。

対局の観戦も自由ですので、気軽にご来店ください。

芝野二段、今回はありがとうございました！

＊囲碁ゲストマッチとは

当店は日本らしさである「和」を大切にしており、空気清浄機fuieの販売だけでなく、「和」をテーマにした各企画を運営しています。

【fuie studio Tokyo 囲碁ゲストマッチ】は、日本の伝統文化である「囲碁」に焦点を当てた企画で、当店スタッフの牛山（アマ六段）が、プロ棋士に３子局のハンデで挑戦しています。